タダより高いものはない
相撲の5月技量審査場所のチケットが、元は無料なのに1万円でネットで流通しているとか、馬鹿じゃないかと思います。1万円出せば、普通に国技館の枡席を買えます。ひとり9200円だもん、一番安いとこ。
無料だから行ってみようかという動機でも、新しいファンが出来るなら嬉しいことです。ちょっとでも興味があるなら、行ってみれば楽しめると思うので。ただ、お土産屋さんが営業していないのでは、ちょっとつまらないかなと思います。ちゃんこも無いのでしょうか。国技館はあのテーマパークのような、一種異様な雰囲気が楽しいのですが、味気ないのでは拍子抜けするかもしれませんね。
もし、初めて行くひとがいるのなら、最大限楽しんでいただき、相撲を好きになって欲しいと思います。そのためにも、いつも通りの売店やサービスがあれば良いのになあ。私は前相撲から飽きずに18時まで居座れますが、幕内後半戦からしか観ないようならば、取組以外で楽しめるところが無いとね。もちろん、天井近くに飾られている優勝力士の額や、優勝賞品(今回は無いかも)、相撲博物館など、見どころはいろいろあります。
5月場所の中継はニコニコ動画か……ニコ動好きになれないのよねえ。あの、画面にかぶってくるコメントが鬱陶しい。東電の記者会見を何度かニコ生で観ましたけれど、コメントがとにかく鬱陶しい。映像には出なくても、映像の隣にどんどん出てくるでしょう。私はああいうのは要らないのです。
例えばゴルフを観ながらtwitterで検索すると、同じように観ていてツッコミ入れまくっているひとが何人もいて、一緒にゴルフを観ているような面白さを味わうことが出来ます。これはけっこう楽しいものです。しかし、ゴルフはテレビでtwitterはパソコンと別れていますし、不快なコメントが多いひとのことはブロック出来るし、いっそtwitterは観ないという選択もあり、色々と自分で調整出来ますが、ニコ動はそれが出来ません。このあたりの不自由さが無ければ私もニコ動を重宝するのかもしれません。でも、あのコメントが無ければそれはもうニコ動では無いのでしょうね。
そう言えば前のブログで、家族こそ別の携帯電話会社を利用するのが危機管理として有効なのではないかと主張しました(囲い込み一本 2010.12.25)が、3月の地震では、横須賀から自宅に戻るまで、車に乗せてくれた同僚がdocomo、私がau、もう一人がWILLCOMで、誰かが通じなくても誰かが通じましたので、やっぱリスクを分散させておくのは良いことだと思いました。もっとも、一番頼りになったのはラジオでした。それから、WILLCOMはスマートフォンでしたのでネットで渋滞情報など。ワンセグは正直役立たずでした。
あちこちの銀行に預けるのと同じで、安いからって固定電話と携帯電話とネットの契約をまとめてなんとか系は、避けたほうが良いんじゃないかなあ。同じ理由で私は以前からオール電化に懐疑的だったのですが、やっぱり薪ストーブだわって田舎で言ってたし。うん。