テキストエンコーディング 日本語(Mac OS) には対応していません
恐らくWinで作られたであろうテキストファイルを、Macで開こうとしてもうまく開けませんでした。
これですよ。テキストエディットを利用しても、iText Express を利用しても、上記のようなエラーが出てしまい開けない。Stuffit Expander で解凍したものもダメなら、MultiTextConverter を使ってもダメと、んもう! と最悪の場合はFTPでサーバに適当に上げてブラウザで見ると言う強攻策に訴えていました。たいていの環境で読めるからテキスト形式が好きなのであり、愚にもつかない文章を綴るのがだーい好きというしょうもない趣味からしても、テキストファイルは命なのに。
しかしながら、あちこち調べてみたところ、テキストエディットの環境設定で、開くときのエンコーディングが「自動」だとそうなるらしいことが分かりました。なんのための「自動」なのかさっぱり分かりませんが、こいつをとりあえず UFT-8 にしてみたところ、なんということでしょう、あっさりと開けました。相手がWindows なら shift Jis かなと思ったけどそうでも無いみたい。
私は基本的に保存は EUC なんだけど、開くときは今のところしょうがないから UFT-8 です。なんとかならんのか。でもとりあえずありがとう『Mac OS』のテキストファイルって何文字コード!?の記事を書いてくださって!
あ、私のMacはMacBookPro 2010 mid 13inch. OSX 10.6.8 Snow Leopard です。でも最近ちょっと Lion にアップグレードしようかどうか迷っています。スペック的には大丈夫のはずなんだけど、今現在使っているソフトが対応していなかったら使い勝手が悪くなるじゃないか、スペック的には大丈夫としても動きが悪くなったりするなら嫌だなあ、と思うと躊躇してしまうのです。2600円という手頃な値段が私を悩ませます。もっと高けりゃ間違いなく手を出さないんですがね。
2012.02.21追記。やっぱり UFT-8 だと開けないのも多いので、その都度 shift jis と EUC とあれこれ試しています。ほんとになんのためのエンコード「自動」なのか。
それと、今日読んだ週刊アスキーで、Mountain Lion の記事が載っていましたが、iOS に近づいていてちょっと気に食わない。あのシンプルなデスクトップが好きなのに、MacOSは。
IEではYMCKで保存した画像は表示されない
ここ数日、私の頭を悩ませていた問題が解決しました。嬉しいというよりホッとした……
どんな問題だったかというと、何故かjpg画像が表示されないのよね、という問題です。HTMLでファイルを作りブラウザで表示を確認したところ、私のMacでは、safari,FF,Sunriseで普通に表示されましたが、そいつをzipにして送った先で開くといくつかの画像が表示されないのです。
表示される画像もあるから謎は深まるばかり。自分の環境では再現出来ず、友人にもファイルを送って見てもらったところ、やはり表示されないとのこと。Mac以外がダメなのかブラウザの問題なのか、とにかく自分で再現してみないことにはと、Win環境のあるところへ出向いて見てみたら、あーら不思議! 表示されません。
無駄とは思いつつ、HTMLやCSSのエンコーディングを変えてみたりjpgの保存方法を変えてみたりしましたが、やっぱり無駄でした。何がいけないのか……ヒントは、Winでもsafariでなら表示された、という話。それから、表示されない画像をクリックすると、ピコンとIEの情報バーが現れること。
そこらへんを軸にあれこれ検索してみたところ、YMCKで保存した画像はIEでは表示されない、という情報に行き当たりました。はあああああ? YMCKの何がいけないのよ。
YMCKには罪は無くとも、事実IE7では表示されないのだから仕方がありません。良く分からないなりにとにかくRGBにしてみようと、「ペイント」でその表示されないjpgを開いて上書き保存してみたところ、あらあらまあまあ、画質は落ちたものの表示されるではありませんか。
YMCKとは、今はCMYKと呼ぶほうが主流のようですが、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4種からなる色の表現方法でして、印刷ではこの方法を使います。パソコン等の画面で見る場合は、RGB形式、つまり赤緑青の光の三原色を用いた表現方法が採られます。我が家は超零細印刷屋ですから、パソコンでも色はYMCKで扱うのが普通です。実際に印刷機にインクを載せる順番がYMCKなのでYMCKとついつい言ってしまいます。CMYKのほうが正しいっぽいです。
話が逸れましたが、IEは画面で扱うのはRGBと譲らないようでして、CMYKで保存した画像を表示しないのが仕様のようです。知らねーよそんなんうちは印刷屋なんだよああ? と因縁をつけてやりたくなりますが、凄んだところでIEは日和って表示してくれるようなノンポリにーちゃんでは無いので、おとなしく全部RGBに変えました。
バグではないけれど、バグではなく仕様なだけに腹が立つような疲れるような。よくよく親父や親父の仕事仲間のおっさんに訊いてみたら、CMYK カラープロファイルは、既定ではWindows にインストールされていなくて、それでまず最初に顧客から預かったデータはコピーしてCMYKかRGBか確認して加工や印刷にふさわしい形式に変換しているとのこと。もちろん、画像の様子が変わりますのでそのあたりは要確認。CMYK→RGB→CMYKで元に戻るわけじゃないですから。
やっぱその道のひとは頼りになるわ。そんなこんなで大学祭のアレは落ち着いたので関係者の皆さんご安心ください。
自宅で改めて調べてみたら、わりと分かりやすい記事があったので、少し古いですがご紹介。IEでCMYKの画像が表示されない問題|dicecream:Blogは奇麗にまとまっていて分かりやすい説明です。それから今後IEでの表示の確認をするときに便利そうな記事、IEでの表示確認にIETesterを利用する|dicecream:Blogは、あーすげーまじ便利ーと思いました。
しかしIEは嫌いだしWin3.1は好きだったけどその後のWinが好きになれなくて、なんだよもうMS-DOSのほうがクールだったぜ! と懐古してしまう私は、そんなWinから離れてMacとsafariで主に生活しているのに、なんでこんなにIEで頭を使わなきゃいけないんだと理不尽ないらだちを感じます……
って親父に言ったら、最近はWindowsで画像を扱うひとも増えて、学会でのポスター発表用のデータとか、美術関係の学生の提出用作品のデータとか、そういうのもWindowsで作ったものが来るから、Windowsのデータを扱うことが多いんだって。一点ものの印刷は大手ではなかなかやらないおかげで我が家が細かい仕事にありつけているのは知っていましたが、そういうのも業者に頼むのか最近の学生は、と思いました。