ブルーフィルム

　今年も始まった相鉄スタンプラリー、昨日から私も始めました。
　配布は17日からですが、私的初日の昨日はとりあえず横浜で台紙をもらいペタリ、うとうと30分後、終点の海老名でペタリ。終了。
　今日は頑張りました。効率もかなり良かったので来年のために記録しておきます。ダイヤ変わっているかもしれないけど。

• 1803　横浜発　各駅停車湘南台行き
• 1805　平沼橋ペタリ
• 1811　平沼橋発　各駅停車大和行き
• 1813　西横浜ペタリ　徒歩にて天王町へ向かう
• 1825　天王町ペタリ
• 1828　天王町発　各駅停車湘南台行き
• 1830　星川ペタリ
• 1833　星川発　急行の通過待ちに間に合った…！　同じ湘南台行き
• 1835　和田町ペタリ
• 1841　和田町発　各駅停車大和行き
• 1850　二俣川ペタリ
• 1856　二俣川発　急行の待ち合わせ間に合った！　同じ大和行き
• 1906　大和ペタリ
• 1911　大和発　急行海老名行き
• 1913　相模大塚ペタリ
• 1919　相模大塚発　急行海老名行き
• 1925　海老名着

　というわけで本日は8個。全25駅中10駅終了です。通常でも1845には海老名に着くので、歩いたわりとロスは30分程度。なあんだ帰りにジム寄れたじゃん。今日はスタンプラリーと心を決めて、その分少し運動もせねばと思って歩いたけれど、時間的には全然余裕でした。ただ、駅の階段を急いで上り下りした(急行の待ち合わせ時間で電車に戻るため)ので膝に来ました。今夜は休養で正解と思われます。
　急行なら、18時から20時くらいまでは6分に1本は来るので、急行の停まる希望ヶ丘、三ツ境、瀬谷、さがみ野、かしわ台は全部乗っても30分くらいで終わります。前半2駅は各駅大和行きでもかまわないのでもっと楽かもしれません。
　横浜-二俣川間で残した上星川、西谷、鶴ヶ峰も、鶴ヶ峰は快速が停まるし、うまくやると15分くらいで終われるでしょう。
　問題は本線ではなくていずみ野線です。あっちは本数が少ない上に自宅へ戻るには終点湘南台から17分を戻らねばならないのが時間的に痛いのです。面倒！　でも、休日の昼間は15分に1本くらいしかない電車を暑い中待たねばならないので、帰宅ラッシュ時にやります。今度の金曜かな…ジムは2130くらいからで良いし。ダイヤを確認して明日中に作戦をたてます。

　今日は豊真将は負けてしまいましたが、カープはやっと勝ちました。9連戦で6敗してるとか40イニング無得点とか驚くことばかりでした。投打が悪いほうへかみ合いまくり。
　妹がカープ坊やのハンドパペットを、「負けたら壁に向けてうなだれた感じにして、勝ったらこっち向けて万歳させよう」と飾っていました。先週木曜にハマスタから持ち帰って来てからずっと壁を向いていました。もう水曜だよ。もう……
　さて、気持ちを入れ替えて明日からまた豊真将には頑張ってもらいたいと思います。今日の取組は、ちょっと攻め急いで足がついていかなかったけれど、引いたわけじゃないしちゃんと攻めているのだから悪くはなかったと思います。
　カープか相撲かわけ分からなくなってきました。続きはカープです。輪をかけてどうでも良い話なのでたたんでみました。

　うさこは45万円らしいです。群馬県の高崎市にあるヤマダ電機で55周年記念で版画の販売がされているようです。それを昨日、群馬在住の友人と一緒に、甲子園の群馬県予選を観に行った彼氏が教えてくれました。「うさ版画、45万円だった」って。
　はあ、45万円ですか。ちなみに他のキャラだといきなり38万くらいになるそうです。すごいなうさこ。
　なんかこう、キャバ嬢のランク付けを見たような気分になりますね。
　2010.07.19追記。うさこネットブックにおけるうさぎ代と対にしたつもりの記事でしたが、その説明をどこにもしなかったので意味不明になってました。ナムコとオンキヨーが受注生産で限定販売するようです→55周年記念ミッフィネットブック

　さて、私が広島戦を観に行こうと西武へ誘ったときは、遠いから嫌だと断りやがった都民の彼ですが、神宮とハマスタへ行ってどうやらあちこちの球場へ行くのが面白くなったらしく、前橋まで足を伸ばしたのだからわけ分からない。
　彼を誘った群馬県民の行動もよく分からない。訊いたら、かつて高校球児だった群馬県民の出身校は昨日は試合が無かったそうです。今日なんだって。そんでもって今日は新潟競馬へ行くから野球は観ないんだって。後輩を応援する姿を想像して微笑ましい気持ちになっていたのに、競馬だと？
　野球とは無縁の、横浜生まれ横浜育ちのくせに20年ぶりに観戦したハマスタ―――「もしかして太洋ホエールズ？」「うんそう、ホエールズ」という会話がなされた―――の帰りに彼は「次はどこへ行くのだ」と言い出していたので、予兆があったと言えばありました。
「今年の観戦は今日が最後のつもりなんだけど」
「そうなのか。つまらないな」
「しばらくハマスタは無いよ。今月末に神宮があったかな。ドームはたぶん来月」
「ドームはモルツで行った。神宮は先週行った。他が良い」
「夏休みに名古屋であるけど……」
「じゃあそれ行く」
　何かに目覚めたようです。
　え？　取りましたよ？　8月13日(金)のナゴヤドーム。対中日戦3日連続完封負け？　しかも完投された？　36年ぶり？　そんなの関係ありません。彼は行ったことの無い球場に行ってみたいだけです。
　途中の静岡でガンダム観ます。たぶんガンダムがメインです。

　今年の神奈川大学の『若者と語る』講演会は、養老孟司氏です。もう申し込みが過ぎているからわざわざ書くのもなあ、と思ったけど、一応書いておきます。去年特に入口でチェックは無かったような気がするので、ゲリラ参加しても分からない気がします。ここらへんが非常に神奈川大学らしいところ。
　2010年7月21日（水） 16：20〜17：50（15：50開場、会場は神奈川大学 横浜キャンパス16号館 セレストホールです。平日なので私は行きません。有給取ってまで行きたい気持ちになれるほどには養老氏に興味が無い。土日だったら行くだろうけれど。
　来年は誰かなー。

　例えば、玄関に転がっていた折り畳み傘を、誰かのしまい忘れだろうと思って片付けたら、出かけるのに忘れないように妹が用意していたもので、「勝手にひとのものをしまわないでよ、おかげで忘れたじゃないのお姉ちゃん酷い」とまで言われては、その後ずっと玄関に何があっても(さすがに要冷凍・要冷蔵は片付けるが)すべて「誰かがわざと置いてある可能性があるものには触れない方が無難である」という判断を下し続けるのが当然であると主張いたします。
　そんなわけですから、家族であるだけに無遠慮で大喧嘩に発展してしまうことを防ぐ方法として、家庭内でこそトヨタの「カンバン方式」を採用すべきだと考えるのであります。いちいちメモを貼るのが面倒だったら、「換気のために寒いけど窓を開けます」とか全員にもれなくアナウンスを徹底するべきでしょう。でないと、なんだよ寒いじゃんかと許可無く閉めちゃってまた揉めますからね。
　……「気を遣え」の一言で却下されました。
　気を遣うなんて曖昧な方法よりもっと安全確実な方法があるのに採用しない私の家族は愚かだと思う。
　私は今後も明確な指示が無いものには触れないよ。喧嘩になっても！　叱られても！
　訊けば良いじゃんと言われますが、たいていの場合、そのぐらい訊かないでも分かるだろと言われるのです。分からないから訊いているのに。それで勝手に判断するとそれもまた文句を付けられる。もううんざりです。
　土砂降りだけど布団干してあるとか、ガスコンロに火がついているけど誰も在宅でないっぽいとか、明らかにおかしいものはちゃんと判断してます。問題はそれ以外の微妙なものです。それで新たな提案をしたのに却下ですから、努力する気もなくなりました。
　仕事は好きだけど会社にどんどん愛着が無くなってやる気が低下する過程ってこんななんだろう。

　実際はあんまりネット落ちしていないのに、ネット落ちしている感がありまくりです。理由は簡単。いままでよく見ていたサイトや自分宛のメールを全然見ていないから。
　MacBookを買って、どのブラウザを使うかいまだ迷っているのでブックマークの移動をしていません。ついでにメーラーも何を使うか決めていないので、メールデータの移行もしていません。でもって、パスワードの入力が面倒だなんて理由で自分のブログにすらログインしない。メッセンジャーも入れていないし、SNSなど遥か彼方である。
　比較的簡単にけりがついたのがTwitterのクライアントで、これが決まったからTwitterだけは動いています。もともとTwilを使っていて携帯メールで確認することも多く、パソコン上でどうこうというのが少なかったからだと思います。それから、はてなでブクマするときTwitterに同時投稿出来るようになったので、ますますTwitterが便利になりました。こういうのはマルチポストみたいで気に食わないのですが、なんでも1カ所にまとめておきたい私にはちょうど良い機能です。
　おかしいなあ、Twitterを始める前はあんなに馬鹿にしくさっていたのに。ちょっと反省しております。
　さらに、Evernoteを使い始めました。Firefoxを使うかどうか迷いつつも、便利そうななMac用フリーソフトを探してsafariでうろうろ……ああこれブクマしたい、でもメインブラウザ変えるかも、同期は面倒かも、うーん、という流れで、以前から気になっていはいたけど使い道がなさそうだと思っていたEvernoteです。新しく追加するブクマに関する問題が解決してしまったので、ますますブラウザの選定は進みません。Evernoteも私の「なんでも1カ所にまとめておきたい」欲求を満たしてくれるようです。ただ、自分のPCに保存しているんではなく他人に任せているというのがちょっと不安というか落ち着かないところ。
　以前見ていたサイトを見ない、届いているであろうメールを見ない、メッセンジャーでネット上の知人の様子も見ない、自分のブログすらログインしないとくれば、パソコンに向かって作業をする時間は多いに減ります。
　ブログは、よく使うタグを辞書登録していたのがすべて無くなったので、こうやって書くのも億劫になってしまったのです。
　その結果、毎日どこかへ出かけてはいるが、会社には行っていないので一日中何もしていないような気がするゴールデンウィークみたいな感じになっております。
　つまり、他人とやりとりするようなことが減っているため、ネット落ち感があるのだと思います。Twitterではそれなりなのだけど、携帯メールのことも多く、これはリアルの友人知人とのやりとりの一部にまぎれてしまい、ネット関連でのやりとりのようにあまり感じません。あれはキッチリ公開されているんだぜと自分に言い聞かせないとうっかりしそうで恐ろしいねTwitterは。
　そんな感じで、いやー最近全然ネットやってないや、という気分を味わっています。気のせいに過ぎないのですけども。
　メールに関しては今週中になんとかしたいです。このブログ経由のメールは確認しました。

　Macにして良かったなあとしみじみ思うのは、起動が恐ろしく速いことです。システム終了もやたらと速い。
　Winのときは、一度落とすと再び立ち上げるのが面倒で、スリープさせておくだけのことが多かったけれど、Macになってからは電源を入れてからトイレに行くとか、食事を済ませるとか、その間にメールの受信まで終わらせておかないと時間が無駄になるということがありません。もちろん、メーラーを使っていないからというのもあるけれど、とにかく起動も終了も速いので、気軽につけたり消したり出来る。
　こういうところにストレスが無いのは非常に良い。

　めまいがひどいんだぜ。下を向くと覿面に世界が回りだすんだぜ。人生は前向きに！　下を向いてはいかん！
　切実にそう思う。

　さて、昨日のワールドカップサッカー、あら日本勝っちゃったのという日本時間AM0330からの試合は、我が家では両親と弟妹がごく当たり前のようにテレビ観戦していました。
　私がいつも通り0430くらいにほんのり起きたら、居間の明かりがついていて歓声があがっておりまして、ああ起きて観ているのねとは思いました。まさか4人ともとは思いませんでしたが。
　弟妹の仕事は午後から、母は専業主婦、父はもはや自由業よりも自由な開店休業の印刷屋、しかも祖父がショートステイで不在とくれば、そりゃあやりたい放題でしょう。生ゴミ捨てるのさえ間に合えば、私以外の全員が昼まで寝ていても問題ないわけです。平日真っ盛りでも。
　そんなわけですから、私が食事したり着替えたり歯磨きしたりしている間に4人はテレビに向かって大騒ぎ。体調が悪いと言っていた妹も、テレビ観戦しやすい場所で寝転がっていました。そして0545ころ私が「じゃ会社行くね」と声をかけたら「うん、おやすみなさい」って。居間でそのまま寝るらしく、4人とも横になってました。
　夜中というか早朝の試合だから観戦すると翌日大変という話でしたが、それは9時5時で働く会社員を想定した話であって、案外そういう条件のひとは少ないんじゃないか、6時前に駅にいる私がおかしいのではないかと不安になってしまいましたよ。
　横浜駅で号外が出てたりするのかな、と思いましたがありませんでした。
　青い集団が赤い集団に3-1で勝ったから、今夜の中日-広島ももらったぜ！　という中日ファンのツイートを見て、なめんなよ今夜はマエケンだぜと心の中で親指を下に向けてみましたが、そのまんま3-1でカープは負けました。いらん演出です。

　明日、26日の夜は月蝕があります。今年2回目です。次回は年末。今夜は朧月夜でして、明日もこの状態ならまるで全然ダメでしょう。つまらん。
　いちおうリンクを貼っておきます。暦計算室 月食各地予報

　何故同じ北区でもこのように扱いが違うのか。
　清野とおる『東京都北区赤羽』では、まるっきり怪しい街として描かれている北区赤羽からほんの数キロしか離れていないのに、滝野川はなんだかとっても粋な感じです。北区観光ホームページの 名探偵★浅見光彦の住む街ミステリーウォークを見る限り、東京のちょっといなかの古い住宅街と商店街、都会過ぎない東京、といった風情です。
　何故だろう。荒川から離れて山手線に近いからですか。滝野川のほうが赤羽より全体的に小奇麗なのは認める。街の雰囲気が明るくて、淀んだ感じが無いのよね。汚らしい路地とか無いし。親戚の家だって、赤羽の母の実家より広くてきれいでお洒落だったさ。でも、清野とおると浅見光彦ほどの差は無いはずだ。いや清野氏は板橋区生まれのようですが。
　さわやか過ぎだよ……と思いながら冊子を読みました。内田康夫氏の浅見光彦シリーズが掲載されているのです。途中、地名やら何やらが伏字になっていて、そこを実際に街を歩いて探してみましょう、という企画です。最後にパズルがあり、その伏字の数々がキーワードになっています。これを解いて応募するわけです。本当に現地に行かないと分からないところが隠されていて憎い作りです。
　この冊子は彼氏がくれたのですが、何が残念って、期限が終わってから寄越したという点です。なめてませんか。
　また、北区内田康夫ミステリー文学賞の募集もされています。これは、選考基準では無いけれど北区ネタ歓迎というものです。都電を使ったトラベルミステリとかどうですか。
　とにかく北区はいいところですよ。何があるわけでもないですが、機会があれば是非おいでください。

　ミステリといえば、ジャーロの作家アリス新作で、野上さんが……ありがとうガミさん私を裏切らないでくれて。ツンデレ万歳。

　おとといの夜、ラブストーリーのように突然、パソコンの電源が落ちまして、コンセント抜けたかと思いました。いやいや、これ、バッテリーのあるノートパソコンだからコンセント抜けても平気だし。もしかして壊れたの？　iMacDVが、電源入れたらHDDの回る音がして、それからすぐぷしゅーっと空気の抜けるような音がした後、二度と起動しなくなったときみたいに。
　そんな恐ろしいことはなく、勝手にインストールされ始まったOperaのせいみたいだということが判明したのでとりあえず安心しました。臭いものにフタ、というか、インストールが始まったらすぐ電源が落ち、再起動後再びインストールの途中でフリーズしたOperaには二度と触れない心意気です。

　さて、近頃まったく振るわないカープもなすすべがありません。たとえ全然打たなくても、4番の栗原が骨折では残塁すらなくなってしまう。投手はマエケン頼みだし。「マエケンのために」が合言葉になりつつある状態は、勝つ目的を間違っていると思います。
　憎からず思っているとはいえ、今のカープを語るほどファンではないというか、そもそも野球ファンではないというかなので、何故東京生まれの神奈川県民が今年わざわざズムスタへ行っちゃう程度にはカープを気にしているのかという話を。
　さかのぼること20数年前、私は祖父とテレビを観ていました。今は無き、なつかしの後楽園球場の閉鎖が決まっていたころです。祖父は熱心な読売ファンでした。いや、うっかり過去形で書きましたけど、まだ生きてます。現在も熱心に応援しています。迷惑なくらいです。当時、ほかにすることも無いので、特に興味も無かったのに観るともなしに観ていたら、祖父が「どこか好きなチームは無いのか？　応援しながら観ると、楽しいぞ」と言いました。
「おじいちゃんはどっち応援しているの？」
「そりゃあジャイアンツだよ！」
「じゃあ、私、こっちの赤いのにする。負けてるほう」
　祖父はガッカリしたようでした。私がもっと気のきく子どもだったら、祖父を喜ばせるためにジャイアンツを一緒になって応援したのでしょうが、残念ながら単なるヒネクレモノだったので、ついつい対抗してしまいました。
　それっきり、基本的には何の接点も無い広島をこっそりひっそり応援していました。もっとも、主な活動は新聞で勝敗と順位をチェックするだけです。
　ただ、市民球場には行ってみたかった。そのうちそのうちと思っていたら閉鎖してしまって、市民球場は永遠にあるわけじゃないんだから善は急ぐべきだったと反省したわけです。それでせっかくオープンした「てつのくじら館」も、行かないうちに閉鎖しちゃうなんてことになったら後悔してもしきれないと思いまして、これはもうなんとしても広島へ行くしかないと決意した次第です。熱狂的カープファンの同僚が「市民球場も最高だけどズムスタも素晴らしい！」と絶賛してたし、広島に行くなら本拠地で試合、観たいよね……
　そんな感じでズムスタ。同行した彼氏がちょっぴり感化されたらしく「東京ドームならまたカープ応援に行っても良い」と言ってくれました。神宮やハマスタならいい勝負になりそうだがドームは厳しいんじゃないかと思うと気が進みません。負けそうな相手ほど応援に行かなきゃと思うほどのファンじゃないので。
　ただ、私とカープとの出会いがすでにジャイアンツとの負け試合だったのだから、もうそういうものだと思うしかないのかもしれません。

　続きにはTwitterから、心に響く珠玉のカープ魂を引用しておきます。いやはやもう、このもどかしくも一途な愛には、全米も泣くっきゃない。

　正直なところ使い道が見つからないiPadですが、気になるものは気になる。これは、10年位前の、年賀状作成機以外の何物にもならない、年に一度だけ使われるパソコンを好奇心で買ってしまう中高年が多かった、みたいな状態なんじゃないかと思います。20万もするのに年賀状以外に使わない。自分で貰うと手書きのほうが嬉しい(私は個人的にはどうでも良いが)のに、パソコンを使ってみたくてこぞってパソコンで作成する。そんな感じ。
　iPadも、電話としては公称バッテリー10時間では待ち受けになど使えず、かけるだけの公衆電話もどき。skypeっぽくマイクとイヤホンで電話するのは良いとしても、受けられないのでは携帯を持っていないのとたいして変わりません。
　電子書籍は確かに便利かもしれないけれど、重さは780グラム、大きさを考えると普通にハードカバーを買っても同じ気がします。ただし、本棚問題は大幅に解決します。電子書籍の一番のメリットは本棚問題でしょう。
　G3モデル以外は、自宅で週刊誌とか落としてから電車で読んだりするんでしょうかね。移動時間の有効活用だったら、落とすのも移動中じゃないと物足りないでしょうに。
　週刊アスキーでは「フォトフレームにしてみよう」なんて記事が載る始末です。もっと安くて使い勝手の良いフォトフレームがいくらでも売られているのに、わざわざiPadを使う意味が分かりません。フォトフレームなんて置いておくだけのものに、タッチパッドの必要性は無いし。
　HDDは多くても64Gですから、iPodのほうが容量が圧倒的に多い。性能を無視すれば、大きくて駆動時間も短いのに容量が小さいという、メタボそのものです。
　iPhoneが一回り大きくなりました的な物でもなければメインマシンとして使えるわけでもない。あっちもこっちも中途半端な、それがiPadという認識に私はなりました。
　それでも気になる。あと1年後に再検討……つまり、Ause Eee Padが発売されたときにどれだけ先を行っているか、便利を強調できるものになっているかでAppleが勝つかWin系列に持っていかれるか決まると思う。
　いや私は断然Apple派ですが。XPの延長サポートは2014年までですから、とりあえず手元のでるでる君(2004年購入)で2012年くらいまでは粘りたい。
　購入された皆さんには敬意を表します。本当に。後からついていくだけの卑怯な私とは違うのだから。

　28日の夜から2日の夜まで旅行していました。同行者は彼氏、きいろいうさこと青い花柄うさこ、オレンジのハンドパペットうさこです。
　東名から名神を通り淡路島経由で四国へ渡って讃岐うどんで腹ごしらえ、しまなみ海道の橋を楽しみながら尾道へ。本当に坂道だらけというか階段だらけの街中を散策してから夕飯は尾道ラーメンを食べました。翌日は宮島観光し、夜はマツダスタジアムでカープを応援しました。ハマスタでの広島応援がお遊戯レベルに見えた衝撃の一夜が明けて、呉の「てつのくじら館」へ行き、それから江田島の第一術科学校へ。更に「アレイからすこじま」で夕映えの潜水艦を堪能。のんびりしたおかげで彦根へ着いたのは深夜。せっかくの温泉にも入らず、ばたんきゅーで朝になり、よろよろと彦根城へ。火縄銃の実演を見学してから天守閣(2時間待ちに呆れて入らず)周辺をうろうろして、あまりの混雑に嫌気がさして昼飯も食わずに琵琶湖周辺のドライブへ。道の駅「近江母の郷」でサービスの悪さにもほどがあると感心しながら名物らしい「ふるふるラーメン」を食べて米原ICから高速へ乗って東京へ向かうも途中で脱落して神奈川県内の我が家で解散、というのが大雑把な旅程でした。

　今回の旅行の最大の収穫は、彼氏にカープの応援の面白さを認識させたことです。いや私、全然カープファンじゃありませんけども。野球ファンですら無いですけども。
　また、岩国は行きそびれましたが、呉と江田島に行けて大満足です。彼氏には「次はどこの基地に行くの」と訊かれました。遠出するたびに基地に行っているわけではないのに。誤解だ。だいたい、岩国は橋を見にいくのであって、基地は目的では無いのだが。
　とにかく、広島は良かったです。マツダ車がたくさん走り、カープ愛に溢れ、オタフクソースばかりが売られていて、海も街中もとても綺麗で全体的に優しい雰囲気でした。街並みも良いし、ごみが道端に放置されていることもほとんど無い。これで黄砂が無ければ……黄砂が原因か水が合わないのか、思い切り肌が荒れたのが辛かったけれど、広島はまた行きたいです。

　以降、旅の詳細はたたんでおきます。

　本日、無料チケットが手に入ったので「天空の難破船」を観て来ました。今日18時からのテレビで怪盗キッドが番組ジャックをし、キッド誕生秘話をやっていたのですがジムへ行ってしまったので観られませんでした。まあでも、『まじっく快斗』を読んでいれば分かる程度の内容だろうと思われます。
　全体としては、平次と和葉はいつもラブラブでほのぼので可愛いなあとか、エンディングの映像はカラオケで観るような感じだなあとか、そんなものです。
　詳しくはネタバレなので続きへ。とりあえず、映画館のガラガラ振りに驚いた。大丈夫かキネカ大森。

　TRICKのチラシが昔の映画風味で面白かったので貰ってきました。観に行く気はありません。以前観た予告で、松平健氏の乗馬シーンはさすがにカッコいいな普通に上様だな着物じゃないけど、と思ってそれは面白かったですけど。
『やさしい嘘と贈り物』はちょっと観たい。銀座なら上映中。あとは6月に渋谷か……横浜は港北ニュータウンのみ。どこも遠いのでよし行くぞという気になれません。こういうわりと普通のラブストーリーを観ると知ると友人たちは一様に驚く。何故だ。

　映画とはまったく関係ないですが、なんだかうんざりしたので一言述べておきます。
　読者の大半が男性だと思われる雑誌の広告は、女性を商品化しているものが多い。商品化した女性に男は飛びつくという前提の広告製作者の考えは、消費者としての男を馬鹿にしているようでとても不愉快になる。