ブルーフィルム

　5歳のときに死んだ曾祖母が、「ひ」と「し」の区別をしないような3代どころではなく続いた江戸っ子で、空襲のときは空が明るくてとても綺麗なんだと言っていました。東京大空襲のときと敗戦記念日あたりで毎年なんとなく曾祖母の話を思い出すのですが、年々細かいことを忘れています。

　ところで、同じような服装の趣味(に私には見える)の同僚の女子社員が、片方はエステに行きまくっていて体毛の処理に躍起になっているのに、もう片方は特に処理をしていないのがちょっと面白いなと思っています。着替える時に腋とか見えるわけですよ。
　持ち物とか服装とか、似たり寄ったりに見えるふたりの、決定的な違いだと感じています。
　どっちが良いとか悪いとかは分かりませんが、その処理をしていないほうの彼女の着替えを見るたびに、池波正太郎氏が濡れ場で良く書いている「くろぐろとした腋の……」という表現を思い出してしまうのです。これか！　と思ってなんとなく興奮するというか、本を読み返したときにビジュアル的にこう、ぐっとくるというか、とにかくおかげさまで変態に磨きがかかりました。どうしてくれるの。

　正式アナウンスが出ているのか分からないけれど大学構内にはチラシが置いてあるので良いことにする。
　2010年4月18日(日)に八洲学園大学で北村薫氏のトークショウがあります。以下転載。

• 日時：2010年4月18日(日)
• 場所：八洲学園大学　横浜校舎
• 受講料：2000円
• 問い合わせ・申し込み：八洲学園大学エクステンションセンター事務局　045-317-4401

　私はまだ参加するかどうか迷っていますが、たぶん、行くと思います。ああ、こういう場合は迷っているとは言わないのか。ええと、行くつもりで予定を入れないようにしていますが、まだ申し込みをしていませんので、やっぱやーめた、となる可能性がある状態です、かな。
　2010.03.14追記。公開講座ガイドブック(pdf)に載っています。やまーちょさんありがとうございます！