iPad欲しい

 1年後くらいに。
 まだアップルの日本語サイトに記事が無いので英語を斜め読みした―――その一時間後に日本語サイトが更新されて案内のメールが来た―――ところ、どうやらデータのやり取りが全部iTunes経由らしく、それは激しく使いにくいだろうと思うわけです。MacかWinに繋ぐことが前提とされており単独で使えるようなものではなく、iPod拡大版といった風情です。サブマシンとして使うのは、3Gモデルでも難しいでしょう。無理がある。
 でも、MacBookにはモバイルと言えるようなサイズのモデルが無く(一番小さくて13インチ)、恐らくiPadがそれに代わる製品のあり方のひとつとして発表されたのでしょうから、1年後くらいには色々と反省してもっとモバイルマシンとしても使えるようなモデルを出してくるのではないかと予想しています。
 アップル社はたいてい、すごいんだけど使い勝手の悪い製品を出し、熱狂的なファンが飛びついて使ってはみるが文句が相次ぎ、その文句を反映させた改良版をしばらく後に出して熱狂的ではないユーザーに買わせ、話題になってきた頃さらに改良版を出してマックユーザー以外にも買わせる、しかも初期製品よりはるかに安い値段で、というのが良くあるパターンですから、iPadもそれをしっかり踏襲するのではないでしょうか。
 現在私が愛用しているかなり草臥れた5年もののDellがご臨終となる前に、せめてサブマシンとして使える製品となったiPadが登場しないものかと期待しています。メインマシンとしてもいけそうな、つまりiPodの仲間ではなくMacBookの仲間と言えそうな製品になってくれると万々歳ですがそれは無いでしょう。ジョブス氏がそういうイメージを持っているとは思えないので。
 彼の考えは、ノートやデスクトップのiMacを自宅で、持ち歩くのはiPodやiPhoneやiPad、というように基本的にはiMacを基本に、それに付随するアクセサリのひとつとしてのiシリーズ、ということだと私は解釈しています。だから持ち歩くことが出来てかつパソコンと同等にそれだけあればじゅうぶん使える製品はたぶん、もう、出現しないのではないかな。近頃ニュースリリースやジョブス氏の演説を真面目にチェックしていないので、また変わっているかもしれませんが。

 本日、ついついDQ6を、DQ9が終わっていないにも関わらず買ってしまったのですが、長蛇の列に並んでいたとき、いきなり私の目の前に店員さんが来て「ドラクエ新作のみお買い上げの方は特設レジへご案内いたしますのでこちらへお並びください」と言うので、でもそれが早口でうまく聞き取れず長身の彼を見つめてしまったら、「ドラクエですか」と言われ頷いたら列の一番先頭にされてしまって参りました。
 そのドラクエ特設レジまで、ご案内いたします〜と歩き出す彼に着いていくお客はハーメルンの子どもたちみたいでした。新作ドラクエを餌に、知らない男のひとに怪しい場所へ連れて行かれてしまっているのではないかと勝手な妄想をしつつ、やたら離れたレジでお会計。
 そのとき「攻略本ご一緒にいかがですか」と、これまた早口で言われて二度も聞き返してしまいました。失礼な態度だったかもしれない。数ヶ月前に死ぬほど(本当に)肝臓が悪かったときも、看護師や医師の話が早口過ぎて聞き取れず困ったので、まさかまた肝臓が? とビクビクしています。

2010.01.28 Thursday 21:39| comments (0) | trackbacks (0) |